仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

話題のテーマ株

話題のテーマ株は、株価に影響するその時々の株式投資テーマに沿って、今が旬な投資セクターの記事を書いています。テーマ株は旬が過ぎた後も同セクター企業の材料等によって再度物色対象となる場合があるので、連想買いや思惑買いをして儲けを出すことも可能です。

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【9514】エフオン

(再生可能エネルギー関連銘柄)

エフオンは日本で初めて省エネルギー支援を行う会社として発足した。発電機の設置、保守・運用まで一貫して行う企業だったが、2011年には日本テクノの傘下に入り、現在は木質バイオマス発電が主力となっている。

再生可能エネルギーが現在の市場のテーマとなっている事は度々伝えてきた。その主力はなんといっても洋上風力発電を目指すレノバとなる。国内外の大口の空売りを踏み上げつつ、大相場となっている。これは主に需給が要因だ。

一方でエフオンはさほど過熱感はない。将来性や成長性といって点ではレノバに劣るものの、PERは13倍台と過熱感はない。レノバは400倍と夢を追いかけている事を考えると、地に足がついていると言っても良いだろう。

同社の事業は先程述べたバイオマス発電事業、特に木質バイオマスとなる。木質バイオマスとはその名の通り木材を活用した発電だ。木を燃やして発電を行うという事はあまりイメージがよくないかもしれない。ただ、同社が目指すのは単に森林を伐採して薪を確保するのではなく、森林を綺麗にするために発生した間伐材や廃材といったものを利用している。これにより、森林の維持・育成と燃料利用をサステイナブルなものとする事を目指している。

もう一つの事業は省エネルギー支援事業となる。照明や空調などの効率を見直し節電を行う他、特に電力使用の大きい冷凍機やコンプレッサー、ボイラーなどの省エネ化、保守・運用を多なっている。

これらの事業はグリーンエネルギーを活用し脱炭素を目指す上でかかせない事業であり、事業事態は現在の市場のテーマである再生可能エネルギーの活用・脱炭素といったものの本命となっている。

実際、株価は右肩上がりの上昇を続けている。テクニカル的には25日移動平均線が綺麗なサポートとして機能しており、現在水準は押し目と捉えても良いだろう。割り込んだ場合に損切りとすれば損失が少なくなる水準というのも取り組みやすい状況だ。

 

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【2673】夢みつけ隊

(巣ごもり関連銘柄)

「夢みつけ隊」「せいかつ百科事典」などを発行するカタログ通販の会社だ。

限定品や趣味性の高い商品に特価する事で差別化を図っており、主な客層は中高年。その他、不動産事業や介護事業なども手掛けている。

介護事業は苦戦するも、売却前提としている不動産の賃貸が好調でなんとか収益を確保している。ただし、主力のカタログ通販が苦戦しており売上は厳しい。配当もない状態が続いている。

一方、本日緊急事態宣言が1都3県で発令された。事前に織り込まれていたとは言え、実際に発令された事で市場では新たな物色が始まるだろう。同社は上述の通り趣味性のたかい商品を扱っており、注目が集まりそうだ。

ここから先は勉強会「金の四方山話」にのせておくが、おそらく明日のは○○にという事が事前にリークされた事で本日高値132円まであったものと思われる。このような銘柄の場合、緊急事態宣言という時勢もありうまく注目が集まれば良いが、逆にしこりとなり上値が重くなる可能性もある為注意が必要だ。

その為、明日の9時中頃の動きを良くみて取り組みをして欲しい。特にデイトレなど短期で勝負する人はそのあたりから動きがないようであれば、手仕舞いも視野に。

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【2435】シダー

(小型貸借銘柄)

旧福岡メディカル販売。旧社名の通り福岡地盤の有料老人ホーム・デイサービス運営の会社だ。

デイサービスについては大型施設に特徴があり、リハビリに重点を置くことで差別化・高単価を目指している。一方で老人ホームについては相対的に安い入居金を売りにしている。

最近は積極的な全国展開を図っているが、入居率も高く功を奏している状態。これにより経常利益も過去最高を更新する予想を出している。一方で有利子負債の負担が思いのは留意点だろう。

PERは予想で10倍台とこれだけみるなら割安水準。時価総額は41億円。ジャスダックだが貸借銘柄であり、最近小型貸借銘柄に短期筋の資金が向かう事が多く同社も物色の対象になる可能性もある。

某大手ネット株情報サイトでは立て続けに同社の事が記載されており、煽りに使う材料は豊富となっている。

チャートを見るとコロナショック以降右肩上がりの株価となっており、12月には高値375円をつけた。その後は反落し、25日移動平均線を下抜けたものの盛り返しをみせている。昨日上髭となった高値を更新して現在362円。直近高値となっている375円を上抜けるような事になれば面白い動きとなる可能性があるだけに注目だ。

 

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【6955】FDK

(電池関連銘柄)

富士通の子会社で乾電池製造のために設立された富士電気化学会社。その後は現社名に変更している。化学とあるように、乾電池製造だけではなくその後はフェイトなどの電子部品製造なども手掛けている。

富士通の子会社となった背景には2008年の債務超過の解消のため、富士通へ割当を行った事による。そのため、構造改革が続いており決して財務内容が良いとは言えないところがたまに傷だ。

一方で、三洋電機の乾電池部門を買収するなど電池製造には一家言あり。巣ごもり需要で電池の売上が好調な事や乾電池だけではなくリチウム電池やニッケル水素電池、更には全固体電池なども開発しており、現在の再生可能エネルギーのテーマにかかせない銘柄として市場の注目を集めている。

再生可能エネルギーや電池関連の銘柄の中には期待先行の買いが剥落し、下落基調となっている銘柄もある。しかしながら、同社株は高値圏を維持をした後、25日移動平均線から反発。直近高値を抜けて、本日新値更新となった。

チャート的には11月からの上昇の第二波に入ったと見る事もできる。年末で商いが細る中、値幅取りの短期資金が迎えた一段高も目指せるだけに値動きには注目しておきたい。

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【9101】日本郵船

(海運業)

海運大手3社の一角で海運では国内首位の会社。「高出力燃料電池搭載船の実用化に向けた実証事業を開始」「世界初、水素を輸送する国際実証試験を本格開始」とあるように、一応は水素関連や再生可能関連の銘柄である事は以前触れた通り。ただ、今回は業績の上方修正について注目したい。

同社は昨日12月24日に「当年度通期業績予想及び特別損失の計上に関するお知らせ」を発表。新型コロナの影響で航空運送事業が好調な上、定期船も好調な事から業績を上方修正するとしている。ドライバルク(ばら積み船)については特損を計上するとしているが、損失を上回る利益となると想定しているようだ。

正確な上方修正の数字は来年の2月3日に公表予定としており、それまでは思惑が膨らむ展開となる。チャートもきれいな右肩上がりである事から25日線にそった動きに期待が持てるだろう。

また、バルチック海運指数がこの所上昇に転じている。足を引っ張っているばら積み船の特損が減るような事があれば更に好感される可能性がある。業績を引っ張っているのは定期船や航空便となるが、不定期船の売上比率は50%近い事からバラ積み船などの不定期船の市況の上昇とともに採算性が向上すれば業績のさらなる上振れに期待が持てるだろう。

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【4026】神島化学工業

(マグネシウム電池関連)

同社はこうのしまと読む。不燃内装や外装の開発力に定評がある会社だ。もともとは硫酸製造だが、同事業からは撤退。窯業系建材の珪酸カルシウム板の生産に成功した事からビルや住宅用の内外装を手掛ける会社へと変貌を遂げた。また、海水からマグネシウムを取り出す技術を他社に先駆けて確立した事から酸化マグネシウムや高純度マグネシウム、水酸化マグネシウムなど各種マグネシウム化成品の売上が伸びている。現在は売上比率は3割程度だが、5割まで伸ばしたい考えのようだ。

新型コロナ禍の中でも業績は好調で、12月10日には「通期業績予想及び剰余金の配当(中間配当)並びに期末配当予想に関するお知らせ」を発表。これまで非開示としてきた売上予想を公表。売上高こそ減少予想だったものの、経常利益は12億円(前年8.7億円)、純利益は8.5億円(前年6億円)と増額。さらには配当も5円増配としている。海外の酸化マグネシウムやセラミックスの販売が好調だった上に、高収益率製品の拡販、生産性向上等の収益改善、固定費削減により増益予想となったようだ。

現在市場では再生可能エネルギーがテーマとなっていた。その中で再生可能エネルギー広く活用するために欠かせない電池関連にも裾野が広がっている。商用で使われる主な電池はリチウムイオン電池となるが次世代の電池として全固体電池やマグネシウム電池などが研究されており研究が勧むたびに関連銘柄へ資金が集まっている。

そんな中、同社はそんな中マグネシウム化成品の販売を行っている会社として注目を集めている。もともと、こう言っては申し訳ないが地味な会社であり市場から放置されていた会社でもある事から株価が9月から2倍となった今でもPER14倍と過熱感のない状態である。

今後再生可能や電池が市場のテーマとなる限り同社にも注目が集まる可能性がある上に、こちらの記事によると北米トヨタ研究所とヒューストン大学との研究でマグネシウム電池の室温での作動に対して改善が見られたとの事。今後、トヨタの電気自動車関連でニュースになるような事があれば一段高が目指せるかもしれない。

【2987】タスキ

(仕手株情報・デジタルトランスフォーメーション関連)

タスキは東京23区を中心に投資用マンションを販売する会社で2020年10月に上場した。IoT対応家電を標準化したりと付加価値をつけ単価を上昇させるところに特徴がある。

また、何よりも販売手法が独特。営業先が富裕層向けとなり相続税対策として売り込む事を得意としている。売上の大半はこの富裕層・相続対策として販売するLiveMana(リブマナ)事業となる。

同社のその他の特徴としてデジタルトランスフォーメーションに力を入れている事にある。VRを活用した内見・営業や低稼働になりがちな1階部分をトランクルームにして稼働率を上げるなどの工夫を行っている。

その他の事業としては日払い等で給与を前払いする場合の仲介を行うDayPay(デイペイ)事業と呼ばれるクラウド型サービスも行っている。

上場前から年々増収増益を続けており、配当性向35%を目処に配当も出しており、新規上場・マザーズの銘柄ながら安定性のある財務内容というのは好感が持てるだろう。

チャート的にも上場後の高値から半値まで押しており、ここから反騰の可能性がある。マザーズという事や四季報によると主力のマンション販売が前期より単価増の上引き渡しも増えるとなれば、期待が持てるだろ。

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