【6740】ジャパンディスプレイ
(中国関連銘柄)
4/1(月)はジャパンディスプレイが大きく上昇している。
同社は最大取引先の米アップルのiPhoneの販売不振で、業績が悪化、経営再建に向けた出資受け入れ交渉を行っているが、中国と台湾の企業団から出資を受ける事などで、合わせて1000億円を超える資本増強をはかる方向で最終的な調整に入った事が一部メディアで報じられていた。
これに対してジャパンディスプレイは、4/1に筆頭株主である官民ファンド「INCJ(旧産業革新機構)」とも連携しながら外部との提携交渉を行っており、総額1100億円超の資本増強を今週中に合意を目指すと発表している。
一部メディアの報道によると、交渉を進めている企業連合は中国ファンドの「嘉実基金管理グループ」や台湾の電子部品メーカー「TPK」や「SOE」、台湾金融大手の富邦グループなどが参加しており、この合意が成された場合、中国国内に最新鋭の有機ELパネルの新工場建設も計画されている。この材料が思惑買いを呼び込んでいるようだ。
今週中にも合意となれば中国や台湾と強い結び付きを持つ銘柄として今後も注目を集める事になるだろう。今後の動向も併せて注目しておきたいところだ。
ツイート
投資顧問会社への最新クチコミ