仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

国策銘柄

国策銘柄とは、株の格言に「国策に売りなし」とあるように、国を挙げて実行される政策によって恩恵を受けるであろう銘柄について書いていきます。日本が国家予算を組んでその分野を成長発達させていくので、株価もそれらを織り込もうとする流れから急速に株価を上昇させる流れがあります。マイナンバーや国土強靭化、オリンピック開催やインバウンド関連、サイバーセキュリティーなど多くの関連する銘柄が株価を上げています。

【3556】ゼンリン

(自動運転関連銘柄・ドローン関連銘柄)

01/05(木)は後場でゼンリンが大幅に株価をあげストップ高となったようだ。買い材料となったのは米エヌビディアと提携すると伝わったこと。

米エヌビディアはGPU(グラフィックスプロセッサ)分野の世界的なリーディングカンパニーであり、高精度地図に関して提携するということだ。高精度地図は自動運転の分野でも注目度が高い。ゼンリンはもともと自動運転関連銘柄やドローン関連銘柄として注目された銘柄だが、さらにテーマ性が高まった格好だ。

なお、米エヌビディアは2016年11月に日本サードパーティと総括サポート契約を締結しており、その時には日本サードパーティも急騰した経緯がある。直近に日本サード・パーティの事例もあることからさらに注目度が高まったのかもしれない。引き続きゼンリンに注目したい。

【3547】小野薬品工業

(がん・IPS細胞・バイオ関連銘柄・材料株/IR・JPX日経400組み入れ銘柄)

12/27(火)には小野薬品工業が大きく株価を伸ばした。

27日の日経新聞が小野薬品工業の免疫活用型抗がん剤「オプジーボを2017年度中に胃がん治療向けでも国内販売を始める方針」と報じたことが刺激材料になった格好だ。

小野薬品のオブジーボといえば08月08日に「幅広い肺がんに対する有効性を示せなかった」と発表され大きく窓を開けて下落。その後もジリジリと株価を調整し下降トレンドにも見えるが、見方によっては、そろそろ手を出しやすい水準になってきているとも言えるか?!再び小野薬品がオブジーボにより反転するか見ものだ。

01/06(金)追記

小野薬品には引き続き注目だ。

上記の通り、2016年末に日経新聞が小野薬品のオプジーボ関連の材料を報じ、一時的に株価を上げる場面を見せたが、その後は大きく動いていないようだ。小野薬品は昨年4月に高値を付けてからは株価を調整しており、今の株価ならば反転を見込むのも面白いかもしれない。

以下の画像は、小野薬品の株主宛にきた報告書。

小野薬品 報告書の画像
小野薬品 報告書の画像②
注目したいのはオプジーボ関連の製品だ。開発ステージが「申請」となっているものに関してはすでに材料として出ているものだと思うが、その下にと開発ステージPⅢ~PⅠのものがズラリ並んでいる。これらは今後、小野薬品の刺激材料になる可能性をもっているということだろう。

特にPⅢ段階まできているものに関しては、いつIRが出るか期待してしまう。2016年後半は小野薬品はあまり見せ場がなかったが、2017年はオプジーボ関連で面白い材料を出す可能性もあるかもしれない。引き続き注目したい。

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【9419】ワイヤレスゲート

(公衆無線LAN関連銘柄・WiFi(ワイファイ)関連銘柄)

総務省が2020年までに全国3万箇所に公衆無線LAN『WiFi(ワイファイ)』を整備する方針を固めたようだ。

東京オリンピックが決定した時にも公衆無線LAN関連銘柄が一時的に注目されたが、再び無線LAN関連銘柄が注目される可能性に期待。公衆無線LAN関連銘柄といえばワイヤレスゲートが思い浮かぶ。ワイヤレスゲートはWiMAXサービスを展開する企業で公衆無線LAN関連銘柄としての知名度は高いのではないだろうか。最近はさほど注目されていた印象はないが、以前に比べて手を出しやすい株価水準になってきていると言えるのではないだろうか。この先の推移に注目だ。

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【3042】テリロジー

(サイバーセキュリティ関連銘柄)

テリロジーに注目。期待されていたIPO「ZMP」の上場が延期された理由が「顧客情報の流出」だったことをうけ、再びサイバーセキュリティ関連銘柄が注目されている。テリロジーはサイバーセキュリティ関連銘柄のなかでも値動きが軽い印象。

セキュアヴェイルやアズジェントはまだ物色が続いているようだが、テリロジーは調整しているので、まだテーマ性が引き続き注目されれば反発する可能性もあるかもしれない。下値支持線に接近してきているので反発のタイミングを見計らうのも面白そうだ。

【4974】タカラバイオ

(バイオ関連銘柄・がん関連銘柄・iPS細胞関連銘柄)

ここ最近、バイオ関連銘柄に物色が集まっているようだ。
日経平均も非常に堅調で主力株が一服場面との見方から、流動性の高いバイオ関連に短期資金が集まっている模様。

バイオ関連銘柄ではタカラバイオに注目だ。タカラバイオは5日にヒトiPS細胞から作製した研究用血管内皮細胞製品を日本国内向けに発売したと発表しており、また15日の大引け後には大塚製薬と腫瘍溶解性ウイルス「HF10」の国内における開発・販売に関する独占的ライセンス契約を締結したとも発表している。いずれも刺激材料となり株価が動いている。

引き続きバイオ関連が物色される展開となれば。

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【4616】川上塗料

(ロシア関連銘柄)

週明け12/15(木)には安部首相とロシアのプーチン大統領の会談が控えている。このことから、来週は再びロシア関連銘柄が物色される可能性に期待したい

川上塗料は塗料の中堅でロシア向けの売上比率がたかいことで知られる銘柄だ。またロシア国営のガスプロム社に天然ガスパイプライン用の塗料を納入した実績もあり、このこともロシア関連銘柄としての位置づけを高めている格好だ。

同社はロシア関連銘柄のなかでも時価総額が小さく、株価が動きやすい点にも注目。9日(金)は売り込まれているが、週明けももし売り込まれるようであれば、反発のタイミングを見計らうのも面白そうだ。

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【1847】イチケン

(カジノ関連銘柄・国策銘柄)

12/02(金)には衆院内閣委員会でカジノ法案が賛成多数で可決したようだ。自民党では今国会での成立を目指すとしているがどうなるだろうか。

このニュースは2日のザラ場中に報じられたようだが、カジノ関連銘柄はそれほど大きくは動いてはいなかった。おそらく月初の金曜日であることから米雇用統計発表もあることから、手控えられたのかもしれない。週明けに再び注目される可能性に注目したい。

イチケンはパチンコホールや商業施設の内装などを手掛ける実績があること、またパチンコ店大手のマルハンが株主であることからカジノ関連銘柄とみられる。週明けの推移に注目したい。

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