
【6835】アライドテレシスホールディングス
(5G関連銘柄・教育×ICT関連銘柄)
アライドテレシスホールディングスは通信機器の大手会社だ。ネットワークプロダクト、ソリューション、サポートサービスの3事業が柱となっている。特にネットワークに関しては、ハード・ソフト両面の開発・製造を行っており、同社の主力となる。
5Gの活用など、今後ますます広がるIOTやクラウド社会において、同社の通信・ネットワーク機器は需要を増すだろう。
医療や教育、自治体向けへお機器が主力という事もあり、直近では赤字が続いている。ようやく復調の兆しが見えていたが、やはり今期は赤字予想となっており、株価は低迷している。
現在、株価は動意づいている。12月3日に特段の材料がなかったものの、出来高を伴って上昇しているのがわかる。
その後は、この上髭を食う動きを見せ、本日高値96円となった。個人的な思惑読みだが、このように上髭を食う動きを見せる場合だが、大口が入っている事が多いような気がする。
12月3日に一気に買い上がる事で、売り物がでるかどうかを確認しているのではないか?と考えるからだ。その後、出来高が減少しているにも関わらず、株価は下落していない。つまり、12月3日の上昇時に買い上がった人は売に転じていないという事だ。
売り物が降ってこない事を確認したあとは、株価は上昇に転じている。直近高値や8月高値を超えてきた現在でも12月3日の出来高を超えていない。
12月3日に買い上がった大口がいるのだとすると、もう少し出来高が膨らんでも良いと思う。となると、次の目標は7月高値の113円になるのだろうか?
ツイート【4475】HENNGE
(サイバーセキュリティ関連銘柄・セカンダリー関連銘柄)
HENNGEはクラウドサービスを主に扱う会社だ。主力の「HENNGEONE」はOffice 365、G Suite、Box、LINE WORKSなど複数のクラウドサービスへのセキュアなアクセスとシングルサイオンを実現するクラウドセキュリティサービスであり、IPの制限や2要素認証などセキュリティー面を強化しながらも、使い勝手を向上させている。
また、ウィンドウズに限らずマックやアンドロイドでも使用可能であり、会社支給のノートパソコンやスマホのセキュリティツールとしてつける事も人気のひとつとなっている。
10月に上場となっており、主幹事は野村證券。野村證券が主幹事の場合、基本的に将来の成長性を過分に織り込む事がある。そのため、上場後は値を下げている。現在のPERも186倍。来期売上10倍にでもならなければ、マザーズという事を差し引いても5倍ほどにならなければ正当化できない水準だ。
とは言え、そこは新興市場。業績で割高とはいえ、期待感があれば動くのが魅力の一つと言える。
実際株価は上場後、IPO勢の売がきたが、11月1日に1404円をつけたあとに底をうった。その後は11月の決算が思わしくなかった事で再度が売物がきた。
結果としてこれが2番底となり、その後株価は上昇に転じている。
株価は3分2戻しを見せたあとは、一回大きく25日移動平均線まで下落する長い下ヒゲを見せている。チャート格好だけ見れば、底打ち後にひと押しを入れたカップウィズハンドルに見える。
この事を踏まえた上で考えると、当面の目標は直近高値の1859円、次に上場来高値の2079円となるだろう。上場後の売の出来高を除けば今回の上昇局面での価格帯別出来高の多い場面は1700円より上となる。前回の下ヒゲ部分もここより下を拾っている格好だ。
以上を踏まえ、投資プランに落とし込む。短期投資を考えるならば、ロスカットの設定は5日線や10日線となるだろう。当面目標となりそうな1859円弱では一度ある程度利食いを入れ、終値ベースで抜けるようなら追随買いも妙味がでる。
もちろん、1700円を割れて25日移動平均線を考える手もある。が、それは多少投資期間が長くなるパターンとなる。この辺りは自分の投資スタイルと合わせて考えるべきだろう。
ツイート
【9424】日本通信
(5G関連銘柄)
MVNOの先駆けとして名を馳せた会社。しかし、その後はボロ株の代表とも言える状態となっている。
ここにきて、5Gの活用やFPOSの活用のIRを掲載して、株価が度々動意づくようになっている。
先日も「FP0Sの商用サービスへの採用に関する初の基本合意」を発表し、株価は急騰した。しかし、その後は買いの勢い続かず株価は下落している。
ただ、日柄が経過した事で25日移動平均線が接近。12月に入ってからも220円で下げ止まっている。空売りの買い戻しか、買い方が強いのか現在のところ不明だが「日本通信」だけに思惑を感じる展開といえるだろう。
今後の株価を占うならば、もちろん25日移動平均線われは撤退となるだろう。
一方で先週金曜の上髭を食う動きを見せたまま本日大引けを迎える事ができるようであれば、再度直近高値を奪還する動きを見せそうだ。
空売りも溜まっている事から、動意となれば早い動きを見せるだろう。
現在、市場では5G関連や国土強靭化関連、教育ICT関連などここまでテーマとなってきたものが再評価されている。
全体相場が高値更新できずもたついている状態なら、材料を求めて短期資金が向かってきてもおかしくはないだろう。
ツイート【3564】LIXILビバ
(思惑銘柄・親子上場関連銘柄)
前回の記事で下記の通り記載した。
特段の材料はないが、大きく売られた格好だ。
3銘柄シリーズはデイトレに特化して記載してきたが、
この銘柄は総大将である。
この安い場面を拾っておくのは良いと思っている。
あくまでもテクニカルの見地からであるので、支持線を割り込んだ場合は撤退となる。
ただ、買い下がりという手法もある。
大口が目標を2300円まで引き上げている事も肌で感じて欲しい。
なぜここまで執拗に同銘柄を追いかけているのか?
その理由は月曜にグループDM「金の四方山話」で公開する事になる。
ただし、期間限定の公開である。
私のTwitterにDMで「金の四方山話入会希望」とだけ連絡を。余計な文言はいらない。
先着順となる。募集開始は只今より。月曜に集計を取る。
DMの上限に達していた場合は、「金の四方山話」のハイライトを不定期に送る「銀の四方山話」に自動で入る。
入会後の退会は自由。
将来的に有料となる可能性があるが、予定は未定だ。
なお、勉強会「金の四方山話」では既にストップ高銘柄が複数でている。
日立化成のサプライズプレミア報道による急騰も事前に配信している。
長野計器・日本ドライケミカル・恵和なども大きく上昇している。
急騰したマナックやデザインワン・ジャパンなどは株マイスターの秋山くんの銘柄だ。
金の四方山話と同様にそちらもチェックしてほしい。秋山くんの銘柄は日曜に配信される。
ツイート
【3681】ブイキューブ
(教育×ICT関連銘柄(edtech))
WEB会議などのコミュニケーションサービスを提供する会社だ。テレワークやwebセミナーのコンサルなども行っており、働き方改革関連としても注目された会社だ。PERは37倍、PBRは4倍とやや割高と感じるが、ROEが13%、来期は22%と資本効率の良さから評価されている点を考えればPERの高さは妥当だろう。
政府はICTの活用を国策としており、「ICT成長戦略」を掲げている。また、最近では子供一人にパソコンを一台提供すると首相が答弁し、プログラミング教育を含めたIT教育が株式市場の中では大きなテーマとなっている。
それに対し、同社は「ICTを活用した代表的な教育形態であるアクティブラーニングは、「実際に行動しながら思考する」「意見交換をしながら解決策を生み出す」「応用問題に取り組む」「情報を再構築してより理解しやすくする」」として、積極的に事業化している。
上記リンクでも確認できるかと思うが、一人一台のパソコンを持つ事で、1対Nの一斉授業をオンライン化したモデルなどが今後伸びる可能性がある。
直近決算は冴えない内容だったものの、このような新分野が業績に寄与する事になれば大きな動きを見せるのではないだろうか?
チャートを見ると、教育ICT関連が市場のテーマとなると共に株価は上昇している事がわかる。本日は小安い状態となったものの、直近高値でネックとなりそうな614円まであと10円強まで迫っている。
現状からテーマ性に乗り、この高値を超えるような事があれば追随買いする事で投資妙味もあるだろう。
一方で、底打ち反転から急ピッチに株価が上昇した事や7月高値からのやれやれ売がでる可能性もある。この場合は押しを入れる事になるだろう。追随買いに備えつつも差し込んだところは拾いたい銘柄だ。いずれにしても注目はしておきたい。
ツイート【7715】長野計器
(水素関連銘柄)
未確認レポートより
長野計器は圧力計の大手で、車載向け電装品などを扱う会社だ。機械式圧力計では世界首位。その他、世界最大の電子圧力センサーを持つなど、圧力計ではトップ。
ただ、直近では中国の景況悪化設備投資意欲が減退。「2020年3月期第2四半期業績予想値と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ」を発表するなど業績面は芳しくない状況が続く。
これを受け、株価は下落。一方でPER10倍台、PBR0.6倍台と値頃感もあったことから11月21日に安値677円をつけたあとは出来高を伴った切り返しを見せている。
直近のチャートは下記の通り。日足ベースでは直近高値でダブルトップとなっている818円に迫っている。ここはテクニカル的には大きく抵抗ラインとなると考えられる。逆に言えば、この水準を終値ベースで抜けたあとは、株価は大きく花開くのではないだろうか。
続いて週足ベースで見てみよう。週足ベースで見た場合も1500円が将来的には抵抗ラインになることがわかる。ただ、これは将来的な話。
目先の動きを見てみると、本年一年に渡って続いた右肩下がりのBOX相場から上抜けしている。となれば、まずは年初来となる874円の奪還が目安となるだろう。
現行からみても10%弱の値幅と考えると投資妙味がでてくる。続いて半値戻しの1067円と言ったところだろうか。
また、材料が出やすい状況にあるのも市場から注目されている理由の一つではないかと考えている。
同社は現在12月6日まで開催されている「社会インラテック2019」に出展している。同社の圧力計の技術は今後社会インフラとして整備されるであろう水素ボンベの管理維持に使われるのは必至の情勢だ。このようなテックで何か面白い技術が公開されれば買いが集まるかもしれない。
ツイート
投資顧問会社への最新クチコミ