仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

【4594】グリーンペプタイド

(バイオ関連銘柄・がん関連銘柄・国策銘柄)

ここ最近、お盆休みに入っている投資家が多いためかいつも以上に市場は閑散としている。

さらに為替市場も円高方向に傾いているため、主力株は手控え感からか物色されにくい展開となっており、相対的にバイオ関連銘柄が人気化しているようだ。バイオ関連銘柄は比較的、外部環境の影響を受けにくくまた、日銀のETF買いもほぼ関係ない。さらに値動きも軽いため、短期資金の逃げ場になっている格好だ。

グリーンペプタイドは直近でがんペプチドワクチンITK-1に関する特許出願が、日本に続き欧州にでも特許査定を受けたと発表しているため、注目も向きやすいだろう。引き続き、材料難の展開となればバイオ関連の人気が継続する可能性も。

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【3918】PCIホールディングス

(フィンテック関連銘柄・自動運転関連銘柄・IoT関連銘柄)

PCIホールディングスは組み込み系ソフトウェアの開発を手掛ける会社で、かねてより自動運転関連IoT関連として認識されている銘柄だ。

同社は08/10(木)にジャパンインベストメントアドバイザーとフィンテック領域における業務提携に関する覚書を締結したと発表。この協業により販売先を金融機関や機関投資家とする専用のソリューションやサービスの販売活動を共同で取り組むとのことだ。

IoT、自動運転に加えフィンテック関連と最先端のテーマに絡む銘柄だが、この材料はまだあまり注目されておらず株価にはほぼ反映していない様子だ。15日にはジャパンインベストメントアドバイザーが堅調に推移していたが、JIAが注目されれば改めてこの材料が評価される可能性もあるかもしれない。

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【4321】ケネディクス

(日経225入れ替え候補・不動産・東京オリンピック)

ケネディクスが複数の材料で株価を上げている。10日大引け後に決算を発表し、同時に発行済株式数の4.5%にあたる1200万株の自社株買いを発表。また、同時に伊藤忠と商業施設開発での提携も発表している。主にこれらが買い材料視されたようで株価は窓を大きく開けて上昇。

また三菱UFJモルガンスタンレー証券が10日に日経平均株価の定期入れ替えの予想を発表し、ケネディクスを予備候補としたことも評価されているみたいだ。

ケネディクスは5月以降、下降傾向にあったが6月末を境に乱高下しつつも回復傾向のチャートを描いている。今回大きく窓を開けて上昇し上値抵抗線として意識されるラインを上抜けた。窓埋めの可能性には注意だが、この先の推移も気になる銘柄だ。

【2376】サイネックス

(国策銘柄・地方創生・ふるさと納税関連)

ふるさと納税一括業務代行を請負うサイネックス社に注目してみよう。
株価は、長らく下降トレンドであったが、ここ最近は底を打って反転してきているように見える。
第一四半期の決算も発表済みであり、増収減益という内容であったが株価はもう織り込むだろう。

最近ふるさと納税に関する話をしている人が都内ではかなり多く、地方自治体との親密な関係にある同社には好機に見える。
全共同発行自治体一覧を見れば、パートナーシップを結んでいる自治体の多さに驚く。
地域の魅力を全国に発信する“シティプロモーション”に関する包括的事業提携を【7912】大日本印刷とも結んでいる。地方創生関連銘柄で小型株を狙うのであればPER11倍、PBR0.8倍の同社には割安感と、同テーマ株物色なら急伸も期待できそうだ。
しかしながら出来高の少なさが目立つので、その点は割切らないとだな。

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【8830】住友不動産

(国策・オリンピック関連銘柄・決算発表)

デイトレ・スキャル銘柄としてアベノミクス相場では大きく取引されていた値嵩株の住友不動産社。
本日は第一四半期の決算を発表した訳だが、増収増益の達成。前年同期比で営業収益は2,665億円(前年同期比+51.3%)、営業利益は534億円(同+29.4%)とかなり良い数字になっている。
反面、全体相場の崩れから株価は下降トレンドとなっている。
リオ五輪が閉幕すると、いよいよ次は東京オリンピックの番で再注目される事もありそうな気がする。
大手ゼネコンが好業績なことから見直し買いが入って上昇トレンドを描いているものが多いのだが、不動産も全体的に好業績であれば見直しが入らないだろうか。
まあ、今は不動産セクター自体が下降トレンドなので、反転してきてからが良さそう。

【6879】イマジカ・ロボット ホールディングス

(VR関連・AR関連・教育×ICT関連銘柄)

本日引け後に材料を出したイマジカロボットHDを見てみよう。
世界初の4K HDR放送のオープニング番組をスカパーJSATと共同制作
世界初というタイトルは材料の大きさを期待させる訳だが、実際内容を見てみると大きな材料ではなさそうと窺える。

一週間前はポケモンのアニメ制作会社として爆発的な株価急騰を演じていて同社であるが、その後の急落によって現在の株価は急騰前の水準に近づいてきている。
ただしその前にVRへの参入を発表もしているので帳消しは無さそうな感じはするな。
チャートも急騰を演じたことによって移動平均線は上向き、売られすぎの指標も出始めている。

個人的に期待している点は、ポケモンGOによってARというものにみんなが触れて知った。
あれはまだまだ出始めのARな訳で、今後もっと発達していくだろう。
そうなってきた時に映像技術がもの凄く高いイマジカロボット社はVRだけでなくARでも急成長を迎えそうな気がする。
東京オリンピックでも活躍の場が沢山ありそうだ。
実際の建造物などに映像を投影するプロジェクションマッピングは同社の得意分野でオリンピックでも拡張現実の世界でも大活躍な予感がしてならない。
仮にVR=仮想現実・AR=拡張現実というものが流行したら、必ず至る処に広告が出てくるだろう。インターネットは流行っているって次元じゃなくなってきているが、広告の量は半端じゃないよな。
そんな広告をビル、建物全体に投影したら非常にマッチして面白いと思う。
VRもARも将来的にはウェアラブル端末のメガネになるって話だし、歩いているだけでIoTで色々ネットに繋がるだろう。広告は必ず広告主が予算上限を決める形になると思うので、出てくる広告もビックデータから個々にマッチしそうなものだけを配信するような仕組みだろうね。近未来を創造すると色々面白いな!

【6428】オーイズミ

(カジノ関連銘柄・国策関連銘柄)

昨日20日から明日22日まで東京ビッグサイト(東京国際展示場)で行われる訪日観光に関するセミナー・展示会「インバウンド・ジャパン2016」のオープニング・セッションに菅義偉内閣官房長官が登壇。
安倍政権の観光政策について講演した中で、「日本を観光先進国にする為に、出来ることは全てやりたい」と発言したことから、カジノが経済対策の一つとして出てくるのではとの思惑が広がったようだ。
参院選でカジノ法案成立に前向きな自民党とおおさか維新の会が議席を伸ばしたことや、東京都知事選でやや優勢なのではとの見方が強まっている小池百合子元防衛相がカジノ推進派と目されていることも期待感に繋がっているもよう。
先月6月20日に公表となった「総合政策集2016 J-ファイル」に観光立国の推進の施策として、カジノを含む統合型リゾート(IR)の推進、誘致が盛り込まれているが、秋の臨時国会で提出・成立となるものだろうか。
「政府は新たにまとめる経済対策の事業規模を20兆円超で調整している」といった報道が出ているが、この金額でカジノ以外の経済対策というと何になるんだろって気もする。
メダル計数機最大手のオーイズミや、貨幣処理機大手の【6418】日本金銭機械や、巨大カジノの運営実績がある【6425】ユニバーサルエンターテインメントがストップ高、パチンコホール運営大手のマルハンを筆頭株主に持つ【1847】イチケンや、パチンコ周辺機器が主力の【7991】マミヤ・オーピーなどが大幅高と、カジノ関連銘柄の株価が一気に上昇。
今後の報道でまたテーマ性を強めてきそうな気がするので、国策銘柄として改めて注目しておきたい。

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