仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

【3902】メディカル・データ・ビジョン

(思惑関連銘柄・ビッグデータ関連銘柄)

メディカル・データ・ビジョン(MDV)は病院などの医療機関や製薬会社向けに医療データや医薬品データの提供を行う会社だ。医療機関向けには病院経営支援システムなどを提供し、製薬会社などには診療データベースで処方量などを解析したものを提供している。

先日、「547万人健保データ提供し、多様なニーズに対応」というものを発表した。同社は既に国内最大規模の診療データベースを持っているが、これに547万人の健康保険組合のデータも加えるとしている。これにより、多様な研究ニーズに応える事ができるだろう。

医療ビッグデータの活用は、以前であれば膨れ上がる医療・社会保険料を抑えるために必要されてきた。今は、新型コロナが蔓延している事から、特に病院実態の把握などで必要になる可能性がある。もちろん、新型コロナが落ち着いたあとも日本は高度高齢化社会であり、医療費や社会保障費用を抑える事は必須の課題の為、息の長いテーマのある銘柄である。

テクニカル面を見ていくと、ポケットカルテを運営する日本サスティナブル・コミュニティ・センターと、新型コロナウイルス感染拡大に伴い規制緩和されるオンライン診療を推進するために連携強化と発表されて以降、堅調な株価推移を見せている。10日移動平均線に沿った上昇のまま、75日移動平均線も超えてきており、短期的な妙味はあるだろう。

また、上記の健保データの際に動意づいたものの、上髭となってしまった。ところが、そこでしこったはずが株価は堅調な推移を見せている事から、何やら思惑を感じる。

思惑については「金の四方山話」にて案内済みだが真偽は不明。ただ、テクニカル的には各種移動平均線も収束しており、損切りラインも設定しやすいことから取り組み易い銘柄といえるだろう。

【6625】JALCOホールディングス

(思惑関連銘柄)

JALCOホールディングスは貸金業や不動産業を行うJALCOと中古遊技機売買やサイト運営を行うジャルコアミューズメントの持ち株会社だ。

簡単に言えばパチンコとその周辺業務といった事になる。パチ屋の運営そのものではなく、パチ屋向けに不動産を行ったり資金提供を行ったり、パチンコ・スロット台の売買の仲介などを行っている。

直近の業績は好調で特に今期は大幅な増収増益を予想してきた。ところが、5月1日に「通期業績予想の修正に関するお知らせ」を発表。減収減益を発表した。

ただし、株価はかえって上昇した。今期の増益予想が大きかった分、減収減益の修正となったが前期から比べると増収増益となっている為だ。

パチンコ業界は遊技人口の低迷で軟調となっている中の大幅な増収予想だったものが、本当だったのか!と逆に驚いた自体になったのだろう。昨今の新型コロナの問題でパチンコ屋も自粛に追い込まれ、統廃合が続くだろう。その場合は仲介する同社には利益になる可能性がある。

さて、そんな同銘柄だがテクニカル的には10日移動平均線に沿った上昇を見せており、上値抵抗となりそうな75日移動平均線も抜けてきている。5月1日の出来高が大きいため、ここの価格帯が短期的な節目となりそうだ。翻れば5月1日の出来高及び高値を抜くような事があれば一段高が期待できるのではないだろうか。

何やら思惑もあるようだが、それは「金の四方山話」で配信済み。

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【3193】鳥貴族

(思惑関連銘柄)

焼き鳥屋「鳥貴族」を運営する会社だ。全メニュー一律298円で提供している。社長の息子が関ジャニの大倉忠義である事は有名だ。

さて、その鳥貴族は「役員報酬の減額に関するお知らせ」を発表。全役員と全監査の報酬を40%減額する事にした。また、先だっては「資金の借入に関するお知らせ」も発表している。これによると、25億円を無担保で借り入れるという事だ。新型コロナウイルスの影響に伴う店舗閉鎖で滞るであろう手元資金を厚くしている。

このように、同社は打つ手が早い事を評価している。また、過去の拡大路線期にしっかりとブレーキをかけた事や客数減を恐れず値上げに踏み切った点も評価している。

いきなりステーキの例を持ち出すまでもないが、経営の舵取りがしっかりしていないと飲食業の運営はすぐに破綻する。単一ブランドの中、それだけに経営陣の能力が評価されるべきだろう。4月の月次報告が近日でるはずだが、ここの数字悪化は織り込み済みだろう。

株価を見てみると、直営店の臨時休業を発表した際に急落したのが大底となっている。その後は横ばいとなり、5営業日ほどで25日移動平均線が上向きに転じ、株価も同線を上抜いている状態になる。もちろん、株価がこのままの状態であればだが、政府が自粛要請を延長する事が事実上決定しているが、株価への影響が限定的な事を考えると、今後株価が上昇する可能性は強いだろう。

基本的には順張りで内需関連の銘柄を買うべきであるとは思うが、あえて逆張りを狙うのであれば同社に注目してみるのも面白いだろう。

 

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【4582】シンバイオ製薬

(新型コロナ関連銘柄・思惑関連銘柄)

シンバイオ製薬は岡本硝子は2005年に設立された、がん・血液・疼痛管理の3領域に特化した創薬ベンチャーだ。研究所を持たずに、新薬候補物質を購入して開発・製品化する特殊な業態をとっている。

新型コロナウイルス感染症のワクチン開発に各企業が躍起になっているが、そもそも開発できそうもない会社でもワクチン研究のIRを出すだけで株価が上昇するような地合いになっている。逆にまだ発表していない企業の方が今後ワクチン開発を発表するのでは?という思惑から買われている始末だ。

同社もご多分にもれず株価は上昇しているがまだまだ底値圏という事もあり妙味を感じる事ができる。テクニカル的には75日移動平均線を超える事ができれば面白いだろう。

また、アンジェスとは違いしっかり売上がある。トレアキシンが承認を受ける事になれば株価への刺激材料となるだろう。もちろんワクチン開発のIRがでた場合もしかりなので、押し目を狙ってみるのも面白い銘柄といえる。

 

当サイトでは「金の四方山話」という勉強会を主催している。

入会方法は私のTwitterにDMで「金の四方山話入会希望」とだけ連絡を。余計な文言はいらない。

グループDMの上限に達していた場合は、「金の四方山話」のハイライトを不定期に送る「銀の四方山話」に自動で入る。

入会後の退会は自由。

将来的に有料となる可能性があるが、予定は未定だ。

できるだけ、無料で優良な情報をお届けしたいと思っている。

 

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【7746】岡本硝子

(新型コロナ関連銘柄・思惑関連銘柄)

岡本硝子は特殊ガラスに強みを持つ会社だ。特殊ガラスや薄膜技術に力をいれており、プロジェクターの反射鏡が主力商品。その他、自動車用のライトレンズなども手掛けている。面白いところでは、深海探査線の丸いガラスなども作っている。

同社はたびたび謎の急騰を見せている。いわゆる、筋や仕手に好まれる銘柄なのだろう。同社にとっては良い迷惑だと思うが、値動きがある分、短期投資としては面白い銘柄だ。

今回も岡本硝子を推奨している人がいるとの情報が入った。大口も参戦していると吹聴するところまである。実際、本日の引けにかけての買いはなかなかのものがあったので、今後も注目してみると面白いだろう。

なお、度々そういった界隈の人に遊ばれるのは同社にも原因があるかもしれない。

同社ホームページの「紫外線反射膜」の欄にはしっかり新型コロナの文字を入れてアピールしている。

やもすると、こうした文言を見つけた情報筋が、新型コロナ関連の次の銘柄として煽っているのかもしれない。

 

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【6080】M&Aキャピタルパートナーズ

(ポスト新型コロナ関連銘柄・思惑関連銘柄)

M&Aキャピタルパートナーズはその名の通り、M&Aの仲介を行う会社だ。独立系で、事業継承案件に強みを持っている。

後継者不足で事業が継続できないなどの課題に対処している。最近では高齢化や大資本進出が顕著な調剤薬局に強みをもっている。

先日発表した決算発表では減収減益となったものの、案件事態は豊富であり後半の巻き返しは十分可能と会社側は説明している。個人的には会社想定通りの進捗となるならば現在株価水準は割安と言えるだろう。同業の日本M&Aセンターなどと比べれば顕著だ。

更に、ポストコロナの銘柄として手持ち現金が多い会社を一貫して押しているが、同社も130億円程度の現金保有がありまた、有利子負債が0となっている点を評価している。

株価は10日線にそって上昇しており、4月30日の決算に向けて重く的な上昇をするようであれば利食いを入れつつ決算勝負にでたい銘柄だろう。

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【3040】ソリトンシステムズ

(新型コロナ関連銘柄・サイバーセキュリティー関連銘柄)

ソリトンシステムズはインテル出身の鎌田信夫氏が起業、LSI設計や高速データ処理基板の開発を手掛け、技術力に定評のある会社だ。以前はレオパレス21、USENの集合住宅用ビデオオンデマンドのシステム構築で成長したが同分野は漸減傾向。現在はセキュリティソフト開発が収益源で認証分野に強みを持っている。特にスマホ利用のネットワーク拡大が追い風。サイバーセキュリティ分野の製品開発にも注力しており、携帯電話回線を使った画像簡易伝送は従来の消防署・警察ほか放送向けが成長。2016年開発の伝送器は世界最小・最軽量を実現しており多用途の新製品開発にも意欲的だ。

外出の自粛が続いており「ZOOM飲み」という言葉が生まれる現在だが、ZOOMはそのセキュリティに懸念が示されている。既に自動車大手のダイムラーやエリクソンなどの大手企業が使用禁止としている。これに対してZOOMもセキュリティを強化したアプリを配布予定だが、ビデオ通信におけるセキュリティーの重要性が周知される結果となった。

もともと、ソリトンシステムズは動画転送等で東京五輪の警備需要が注目されていたが、現在はこのセキュリティー面が注目されている。株価も順調に回復し、先日4月17日は年初来高値を更新した。

現在は10日線を下回り25日移動平均線付近まで株価は下落してきている。25日線をサポートに10日移動平均線を抜ける事ができるようであればさらなる株価上昇も期待できる為、注目しておきたい。

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