【4054】日本情報クリエイト
(IPO新規上場・思惑関連銘柄)
日本情報クリエイトは宮崎に本店をおく不動産テックの会社だ。全国の不動産会社に対して業者間の物件流通サービス「不動産BB」を無償展開している。更にその支援サービスを有料化するという、フリーミアムモデルのサービスだ。その他に、管理業務支援サービスも展開している。
マザーズ上場だが、25期連続増収となっており業績としては安定していると見て良いだろう。新型コロナの影響もあり、オンライン内見のサービスや非対面式の仲介サービスなどは市場のテーマとなりうる。
新規上場の銘柄にありがちな、ベンチャーキャピタルによる売りとうものもない会社だけに、最近の直近IPO銘柄への資金の集まりを考えると大きく花開く可能性もあるだろう。
現状のPERは39倍となっており、マザーズという点と今後の成長性を考えた場合には妥当な水準。8月12日に発表した2020年6月期決算も増収増益となっており、上場のための数字づくりということもなかったことも買い安心感があるだろう。
チャート的にはひとまず上場直後につけた高値2480円を試せるかが肝となる。長期的には不動産市況が冷え込むかが問題になるが、日銀の資金供給もあるためすぐすぐの不動産市況の下落のリスクは低下している。
また同社株の需給関してだが、これは勉強会で本日お伝えの通り。某新聞の影響がでれば買いが優勢になるだろう。その後のテレビなどの影響力のある媒体でも告知されれば勢いはつく。反面、告知がない場合は一旦売りが優勢になることも考えられるため、枚数管理と利食いは忘れずにいきたい。
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