仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

【2335】キューブシステム

(デジタル庁関連銘柄・テレワーク関連銘柄)

【2335】キューブシステム(個人的おすすめ銘柄・テレワーク関連銘柄・巣篭もり需要関連銘柄)

上記にある通り、以前の記事でも注目していたキューブシステムが良い位置まで落ちてきている。前回紹介時が1170円から、高値1747円と約600円幅・株価1.5倍となった銘柄だ。

内容に関しては、以前の記事を参照して欲しい。今回、第2四半期の決算を10月28日に発表しているが、2Q累計連結経常利益は前年同期比51.9%増の6億円と好調なようだ。通期計画に対しても53.8%の進捗となっている。

現状は巣ごもり需要や企業のテレワーク需要などが旺盛。下期も業績は拡大すると予想している。通期計画はクリアすると考えるt、3Q辺りで上方修正が出てもおかしくないだろう。懸念は受注残高が減少している事だが、十分巻き返しはできると考える。

肝心の株価は10月21日をピークに下落基調となっている。長らくサポートとしていた25日移動平均線を割り込んでおり、短期的には下落基調だ。ただし、75日移動平均線にタッチしたあとに株価は反発を見せており、底打ちの可能性がたかい。業績自体は悪くない銘柄の為、今後の巣篭もり需要や流通系のシステム構築が挽回することで息の長い相場になる可能性があるだろう。

 

 

【3402】東レ

(決算発表・炭素繊維関連銘柄)

東レは高い技術力を誇る、化学繊維メーカーだ。炭素繊維・複合材に特に強みを持っている。炭素複合繊維は軽量かつ強度がたかい為、燃費ををよくするために航空機や高級車などに使われており、ボーイングなどに採用されている事は有名だ。

その他にも、樹脂やフィルム、水処理膜、医薬、衣料など繊維及び皮膜の技術が使われるものには幅広く開発を行っている。現在は、EV搭載リチウム電池用の絶縁材にも力をいれている。

折しも、2050年までに温室効果ガス排出0を菅首相が打ち出しており、電池関連としても注目される。また、航空機の温室効果ガスを削減するためには、燃費を好向上させる事が一番になるが、そのためには重量のカットが必須である。様々な面で、同社の技術が活躍する事になるだろう。

ただ、短期的には主力の航空機部材が不振となっている。新型コロナウイルスの影響で航空機需要が奮っていない為だ。そのため、本日11月02日に「減損損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」を発表している。前回発表の業績よりは回復したものの、米国航空機事業において減損を出してる為、所謂純利益は大きく減少となった。ただし、株価は新型コロナ以降の不振を織り込んだ水準にある事から、11月6日の決算とともにだされる通期の業績見通しで航空機分野以外の復調が見られた場合には悪材料出尽くしとなり一旦の反発も期待できるだろう。

さて、同社に関しては過去に金の四方山話で記載した通り、個人的な思惑もある。そのうち一角のワコムは本日ストップ高となっている事からも株価の動きには注目していただきたい。

【6752】パナソニック

(電池関連銘柄・電気自動車関連銘)

言わずとしれた家電大手の会社。ナショナルブランドなどを統一して松下電器からパナソニックに社名変更した。総合家電メーカーからの脱却を図っているが、やや迷走している。電池関連を成長・収益の柱に育てる予定だったが採算性に苦しんでいる。

本日4%高。高円から値を戻しているものの、大きく上昇している。これは先日の決算を好感したのは勿論のこと、テスラとの新たなバッテー製作・供給について既に開発に着手しているとの発言が好感されているためだ。

先日、菅首相は2050年までの温室効果ガス排出ゼロを目指すとし、政府として規制を整えるとしている。温室効果ガスを排出する石油燃料については今後規制が厳しくなっていくだろう。そんな中、中国は2035年までに新車における石油燃料の廃止を決めた。これにより環境に力をいれる事をアピールする狙いだ。

今後、同様の規制は世界に広がっていく事になるだろう。目下、ガソリン車の代替として有力なのは電気自動車である。その他、水素自動車などもあるがインフラ整備(水素ステーション整備など)などの実用性を考えると電気自動車にならざるを得ない。

日本ではトヨタなど世界になだたるメーカーが多く、これら企業が電気自動車への道筋をある程度つけない限り、具体的な新車販売規制とはならないと考えられるが、世界の潮流を考え企業として存続していくためには電気自動車の開発を急がなければならない。

電池自動車にとってもっとも必要なものは電池である。電池がなければ当たり前だが、車は動かない。その電池については、トヨタのハイブリッド車などの電池を供給しつづけたパナソニックが豊富なノウハウをもっている。電気自動車用の電池には高い安全性と耐久性が求められる。高い品質で、安定供給できる企業は少なく同社の優位性はしばらく続くだろう。

排ガス規制は国策である。国策にそって、市場拡大が見込める電気自動車関連として今後抑えておきたい銘柄だろう。

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【5199】不二ラテックス

(仕手株情報)

前回の記事はコチラ

前回ご案内したのが、3000円台なので既に株価2倍以上になっている。みなさん、おめでとう。

さて、今や公然の秘密のように森氏や山田氏の思惑が語られるようになった。どこで爆弾が降ってくるのか?が、今後ももっぱらの注目だろう。ここからの値幅取りは仕手株が好きな人にはたまらない興奮を与える事になると思う。

あくまでも、私の見立てとしておくが、「7000円を超えてきたこの水準から急騰劇を見せ新規購入者を呼び込む」と考えている。これだけ市場に流通している株数が少ない銘柄だと流動性を絞った上での上昇、つまりは売り枯れ状態は作りやすいだろう。その上で、良きタイミングで持ち分を一気に捌くだろうと考える。

だからこそ、前回の記事で私はエムティジェネックのような急騰撃になるか注目と記載しておいた。では爆弾が降るのはいつなのか?来週一杯は大丈夫な可能性がある。これはとあるところからの情報だが、金の四方山話の方で語る事にしよう。

勿論、株価と出来高の推移を見守らないといけない。大口の売りで10万株以上の売買があった場合にはその限りではない事には注意してほしい。雑に成売りされたら、捕まったままストップ安だ。前回の記事で購入した人なら良いが新規に購入してすぐ爆弾にふられたら大損。勿論100株であれば5000円下がったところで50万しかまけないので、お遊びにやる分には良いだろうが、枚数を大きくギャンブルに出たい人は気をつけておいてほしい。

記事を公開する前に8000円を超えてきたが、さて、今後の株価やいかに。

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【3635】コーエーテクモホールディングス

(巣ごもり関連銘柄・ゲーム関連銘柄)

歴史シュミレーションゲーム「三国志シリーズ」や「信長の野望」などに代表されるコーエーと、アーケードゲームや格闘ゲーム「デッド・オア・アライブ」などが有名なテクモの経営統合で生まれた持ち株会社だ。

新型コロナウイルスの拡大により、巣篭もり商品からゲーム事業は好調。同社もご多分に漏れず業績好調で10月26日に「令和3年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表。また、これまで非開示だった業績予想も開示した。これによると、第2四半期累計で売上高231億41百万円(前年同四半期比39.7%増)、営業利益84億47百万円(同145.6%増)、経常利益152億89百万円(同151.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益118億45百万円(同99.7%増)と過去最高の業績となっている。また、通期の見通しも増収増益。ただし、株価は既に織り込まれており、新たに公表された通期業績を元にPERを計算した場合35倍台となっており、大きく買われるには至っていない。

業績予想とともに「株式分割及び令和3年3月期配当予想に関するお知らせ 」も発表している。来年3月31日を基準日として1対1.3の株式分割を行うとの事。また、配当性向50%を目処としている事から、増配も発表している。前期61円配当に対して今期は55円(分割前換算で71.5円)と実質10.5円の増配となっている。株式分割に関しては投資単位あたりの最低投資額を引き下げる事による投資家層の拡大を図っており、東証の意向にそうものだろう。50万円以下を基準に考えている為、会社側としては、この株高が続く≒業績好調が続くと見ているのかもしれない。

さて、同社の業績を支える中にあって外してはならないのが、創業者の一人で女傑・襟川恵子氏だ。同氏はコーエーテクモの財テクを握っており、相場運用の巧者として知られている。今回の過去最高益についても営業外収益が占める部分が大きいが、それは同氏の資産運用によるものである。同氏の才覚が営業収益を押し上げている反面、会社という組織のガバナンスとしてはリスクファクターでもある。

ごく短期の株価の動きを見て見ると、本日は朝方の地合いの悪化と材料出尽くしから安く始まりその後リバウンドを見せており、25日移動平均線の攻防となっている。上述のように業績好調は織り込み済みであり営業外収益の大半を資産運用が占める不確実性と見る売り方が存在している為、信用倍率は0.89倍と売り長となっている。枚数的には大きく無いが、売り方が勝つのかどうかの目安となるだろう。

テクニカル的にも25日移動平均線は今回の下落が押し目となるのか?それとも、25日線までの戻りがアヤ戻しで終わるのかの節目となる。同線を上回ってくるようであれば買い方の勝利となり短期的な踏み上げ期待で高値更新があるやもしれない為、株価動向には注目しておきたい。

【4367】広栄化学工業

(室効果ガス削減関連銘柄)

広栄化学工業は住友化学系の窒素化合物メーカとして祖業。現在は精密化学と呼ばれるファインケミカルの製造販売を行う会社だ。ファインケミカルとは医薬品などで使われる加工度や付加価値の高い化学製品の事を指す。

同社の精製する化成品は主に医薬品や農薬、電子材料やイオン液体などに使われる。現代社会で必須なものばかりであり、その需要の堅調さから業績は安定している。

5月にはアビガンやレムデジビルなどの新型コロナウイルスワクチンの製造に同社の精製する化成品が使用されている事から思惑買いが入り、ストップ高5連騰となった事で目にした事のある人も多いのではないだろうか。

アビガンなどが米当局から緊急仕様許可がだされるなど、ワクチン開発の需要は高く、今後も堅調な需要が見込めるだろう。直近では、ウレタンを低温硬化できる触媒の開発をしたとして人気化している。同触媒を用いる事で塗装ラインの省エネに繋がり、また鉄板樹脂一体の塗装への道が開けると自動車塗装などでの需要拡大が見込まれる。

今回は同社の高い化成品技術の中からCO2(二酸化炭素)吸収剤としてのイオン液体に注目したい。先日、菅総理は欧州・中国と足並みを揃える形で「2050年までに温室効果ガス排出0を目指す」とした。温室効果ガスの排出が高いものには自動車の排ガスが含まれる。その他、電力などのエネルギーを生成するためにはタービンを回す必要がある為、火力発電なども多い。この排出は石油石炭などを用いた内燃機関ではどうしても起きる問題であるが、この排出を削減する取り組みとしてはイオン液体の活用がある。

同社のホームページにも次のような記載がある。「二酸化炭素(CO2)は、地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの1つです。イオン液体は蒸気圧が低くガス相へ溶出せず、幅広い温度範囲で利用でき、難燃性のため安全であることから、“イオン液体を利用した燃焼排ガスからのCO2分離回収プロセスの開発”が進んでいます。」

つまり、今後の市場のテーマとして温室効果ガスの削減が注目された場合に、同銘柄は物色の候補となる可能性がある。勿論、その他銘柄にも温室校ガスの削減の候補となる銘柄はあるが、同社株は過去の急騰から知名度が比較的ある事や、急騰から半年経過して信用整理も進んでいる。注目が集まれば値を飛ばす可能性があるだけに、今後に注目しておきたい。

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【3840】パス

(思惑関連銘柄・仕手株関連銘柄)

パスは化粧品通販の会社だ。もともとは旅行代理店が祖業で、その後ICタグのミドルウェア開発や環境・医療事業、ブロックチェーン事業などの事業変遷をたどるもいずれも失敗。現在は化粧品事業に絞って立て直しを図っている。

事業の変遷といえば聞こえが良いが、いわゆる箱企業。時流にのった事業を行う事で株価対策はできるというお決まりコースと言って良いだろう。先日も赤字決算を発表。経営陣の変更を巡って就任撤回がおきるなどゴタゴタしている。

このような契機を経て、10月16日に「第三者割当による新株式及び第10回新株予約権の発行の払込完了に関するお知らせ」を発表。行使価格137円で、218万株を新規に発行し、新株予約権として同じく行使価格137円で500万株の増資を行う。まっとうに考えるなら希薄化で株価は下落するはずである。その後、資金調達を行った上で強化するEC事業が今後黒字を見込み、利益を同社にもたらすということであれば、株価は中長期的には上昇する事になり、希薄化となっても既存株主の利益を最大化する事になるため、良い増資となる。

ただ、上述の経緯のある企業である。正直事業計画通りにいくとは思えない。ただし、逆に考えれば発行価格137円の株をさばきにかかるという事だ。最近は流行りの行使価価格が変動する条件はついていないため、増資引受先は137円上の株価を維持しなければ赤字となる。

新株及び新株予約券をさばくという前提に立つならば、500万株相当の売りをぶつけても消化できる適度まで株価を吊り上げてくる可能性もある。恐らくはそんな憶測が飛び交っているのだろう、先日私のところにも、パスには材料があるとの話が回ってきた。

憶測ほど当てにはならないが、現状の株価水準から押すような事があれば、上記のような思惑にかけて投資をしてみるのも面白いかもしれない。勿論、思惑だけの投資となり、事業計画を信じて投資を行うような本流からは外れる事になるのでそこは相応の覚悟をもって欲しい。

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