仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

【2987】タスキ

(仕手株情報・デジタルトランスフォーメーション関連)

タスキは東京23区を中心に投資用マンションを販売する会社で2020年10月に上場した。IoT対応家電を標準化したりと付加価値をつけ単価を上昇させるところに特徴がある。

また、何よりも販売手法が独特。営業先が富裕層向けとなり相続税対策として売り込む事を得意としている。売上の大半はこの富裕層・相続対策として販売するLiveMana(リブマナ)事業となる。

同社のその他の特徴としてデジタルトランスフォーメーションに力を入れている事にある。VRを活用した内見・営業や低稼働になりがちな1階部分をトランクルームにして稼働率を上げるなどの工夫を行っている。

その他の事業としては日払い等で給与を前払いする場合の仲介を行うDayPay(デイペイ)事業と呼ばれるクラウド型サービスも行っている。

上場前から年々増収増益を続けており、配当性向35%を目処に配当も出しており、新規上場・マザーズの銘柄ながら安定性のある財務内容というのは好感が持てるだろう。

チャート的にも上場後の高値から半値まで押しており、ここから反騰の可能性がある。マザーズという事や四季報によると主力のマンション販売が前期より単価増の上引き渡しも増えるとなれば、期待が持てるだろ。

【5199】不二ラテックス

(仕手株情報)

同社に関しての記事はまずは以前の記事を見てほしい。

【5199】不二ラテックス(仕手株情報)

さて、このときから大きく上昇。その後はやはりエムティジェネックのような下落となった。

今後の動きだが、何やら再度やるかもしれない。ただ、前回のような高値まで戻るのは難しい。提灯を使った花火のような感じになるので、安いところで拾った人は1回転くらいにしておいたほうが良いだろう。

私から言えるのはここまで。あまり言うとまた噛みつかれたらかなわん。

 

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【2178】トライステージ

(テレビ関連銘柄)

同社はテレビ通販企業に媒体斡旋などを行う企業。巣ごもり需要でテレビ通販が好調で追い風となっている。

そして、ちょうどテレビ絡みで、本日3銘柄の最後の一つとなる。金の四方山話で掲載すべきだが、たまにはこっちで記載してみた。

テレビで発信された際に買いつく短期筋の需給の乱れ狙いになるので、まずは一回転が良いだろう。その後本格的な上昇の契機となる場合もあるが、それは相場のテーマ次第となるため、安全にいくなら利食い優先となる。

とても簡単な文章でよくわからないという方は、勉強会「金の四方山話」を参考にされたし。

 

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【6946】日本アビオニクス

(防衛関連銘柄)

同社はNECから発祥した防衛用電子機器の会社だ。防衛用の指揮系統を司る基幹システムに強みを持ち、指揮・統制・それに付随する表示・音声システムなどを手掛ける。

ただ、直近で業績不振があった事からファンドによるTOBが成立し筆頭株主がNAJホールディングスとなっている。ただ、昨期黒字転換し今期も新型コロナの影響による赤外線装置や5G関連需要で黒字が続く予想で、復配となる可能性がある。

現在、市場では防衛関連の銘柄に資金が集まりつつある。関連銘柄として、細谷火工(4274)や東京計器(7721)、石川製作所(6208)などが値動きが軽く個人に人気だ。もちろん本命は次期戦闘機やイージスの思惑がある三菱重工業(7011)となる。

そんな中、同社にとっては復配が明るいニュースとなりえる。一度発表されれば、市場の目がむいている中であれば短期筋の資金が集中する可能性もあるだろう。

その他にも同社は宇宙開発にも関連している。同社の製品であるハイブリッドICは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の認定となっており、他にも認定としてはコマンドドライバやコンバータなどがある。

防衛関連としてだけでなく、宇宙関連として更には復配ないどの業績期待として様々な材料・テーマを内包していると考えると今後の株価の動きに期待が持てるだろう。

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【6378】木村化工機

(水素関連銘柄)

同社は1924年創業と歴史あるプラントエンジニア。化学プラントの設計・製作・据え付けなどを一貫して行う会社だ。化学だけではなく、原子力などの事業も手掛けており総合プラントメーカーとして名門である。

先日記事にした同業の三菱化工機と同業であり、プラント事業を考えた場合にはこちらの名前を思いつく人も多いだろう。本日急騰している新日本理化の記事内でプラントの本命として上げていた。

【4406】新日本理化(水素関連銘柄)

仕手株まとめとしては、やはり新日本理化を先に掲載したかったので、記事にするのが後回しになった。だが、本日一時10%超の上昇とようやく出遅れてきた所だ。

同社が本命ながら株価の反応が遅れた理由は、原子力発電所の稼働停止や廃炉がある。原子力事業については稼働停止のニュースなどがあり、業績に見通しが不透明なのだ。とはいえ、水素プラントを設営するなどする場合には同社にも商機がある。

水素関連が引き続きテーマとなる場合には高値更新した事もありもう一伸びはあるかもしれない。

ただ、今回は特に伝えたいのは銘柄という事ではなく、市場のテーマが剥落した場合のリスクだ。テーマに乗るのは非常に大事な事だが剥落した場合には期待感も遠ざかり株価は下落する。どこで買って、どこで売るのか?その想定が崩れた場合にはどこで損切りを行うのか?全てを事前に決めた上で投資行動を行う事をオススメする。

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【6361】荏原製作所

(再生可能エネルギー関連銘柄・水素関連銘柄)

ポンプメーカーとして祖業し、現在は風水力事業や精密・電子事業を手掛ける会社だ。風水力事業の売上高比率が60%を超え、祖業のポンプやコンプレッサー・タービンなどの機械に強みを持つ。最近では力を入れている精密分野が利益を牽引している。特に風水力などの設備投資が新型コロナの影響を受けて横ばいからやや減少するなか、巣ごもり需要の発生でデータセンター向けなどが伸びている。

売上高は上述の通り伸び悩みを見せているが、販管費の抑制や利益率の改善、また精密分野が伸びた事で11月27日発表の第3四半期決算では売上高は3,693億78百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は222億55百万円(前年同期比9.8%増)、経常利益は205億15百万円(前年同期比2.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は123億57百万円(前年同期比4.2%増)となっている。売上高も若干伸びてはいるが、受注高が3,660億81百万円(前年同期比3.6%減)と若干減少している点が将来反映されてくるのでその点は注意だ。

とはいえ、現在株価水準でPER17倍、PBR1.1倍と特に過熱感はない。風水力事業が主力という事で再生可能エネルギーの一角として株価が上昇、それに伴い空売りも呼び込んでいる。信用倍率は0.4倍、逆日歩が0.05円ついており売り方は苦しい展開。昨年来から今年にかけて3500円が意識されており、本年高値も3570円となっている。この2月高値をとった後にコロナショックとなっており、高値奪還できれば売り方の踏み上げが加速する可能性がある。丁度現在水準が節目といえるだろう。

また、水素関連や再生可能エネルギーとしてどこかで取り上げる事があれば需給面が大きく偏り一段高があるかもしれない。今後の株価の動向に注目だ。

【7727】オーバル

(水素関連銘柄)

同社は流体計測機器の最大手企業だ。センサーやそれに付随するシステム、そしてサービスを一貫して行う事に強みを持つ。LNGガスの流量計や石油備蓄基地向けのバルブなどに実績があり、石油プラントには必須とも言える企業だ。

近年は水素燃料向けの商品に力を入れている。工場などで用いる大流量から家庭用、燃料電池向けなど各種ラインナップを揃えており今回の菅総理の脱炭素の流れを受けて株価は高騰している。同社の水素計測用流量計ラインアップはコチラ

昨日紹介した三菱化工機は株価が割安な事や水素ステーションなどの今後のインフラ整備で売上増大が狙える事から今回の水素関連としては一番手で記載した。ただ、オーバルに関しては流量計という水素を活用する上で必須のものを扱っている事から、二番手で紹介する。

脱炭素、水素社会を実現するために必要な事を水素自動車を元に考えてみよう。水素の生成→運搬→ステーション→使用となる。生成事業については大型株になるし、運搬については日本郵船が代表になる事から短期で値動きを狙うという意味では旨味が少ないだろう。

ステーションについては先程述べた三菱化工機となり、使用の場面で必要なのは車という事になるがこれは車メーカーとなる。

この全般において行わなければならないのが計測となる。どのくらい生成したのか、運搬している流量、ステーションでの備蓄量、どれをとっても必要となる。ここが狂ってしまうと、全てが機能しなくなってしまう。

ここまでは当たり前の事だが同社の一番の魅力は時価総額100億円未満と小型故に値動きが軽い点だ。PBRも0.6倍と割安。更にPERを見ると今期こそコロナの影響で1株益2.9円予想となっている事から100倍超えと割高に見えるが、22年度想定の1株14円であれば25倍程度と現在水準でも過熱感とは言えない水準だろう。

この数日で株価は大きく上昇した事から一服となっているが、再始動した際には値動きがよくなる点には注目しておきたい。

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