仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

【7352】Branading Engineer

(思惑関連銘柄)

同社は7月にマザーズに新規上々した会社だ。エンジニアに特化した人材派遣やリクルート事業を行っている。人材育成に力を入れており、プログラミングスクールや独立支援なども行っている。

同社の強みは手厚い福利厚生やキャリア支援サービスを武器にフリーランスのITエンジニアの登録者を多く抱えている事にある。これにより、スキルの高い人材を派遣でき、ITエンジニア派遣が売上高の7割を占めている。

上場時には売上はやや鈍化していたものの、新型コロナによるデジタル・トランスフォーメーションの波は今後も収まる気配はない事から企業の人材派遣の需要は高水準で推移すると思われる。また、最近ではデジタル庁の創出やドコモ口座の問題によるデジタルセキュリティなどがテーマになっている事もあり、注目に値する企業だろう。最近の市場は高値警戒感から日替わりでテーマがかわり資金移動が激しいが、上記のテーマは息の長いものとなる考えている。

株価は上場後に上昇したがその後下落。2000円を下値に切り返しを見せている状況だ。テクニカルだけを見るならば、2500円を超える事ができれば25日移動平均線も超えてくる事になり面白いだろう。一方で、ベンチャーのロックアップは90日でありもうすぐ外れる事やマザーズを牽引してきた新規IPO関連は崩れ気味な事には注意が必要。

環境としては厳しい見方があるかもしれないが、短期的な買い需要が同社には発生するかもしれない。この需要により株価が2500円を超えるようであれば、ロックアップが外れるまでに株価を吊り上げるといった思惑も絡む可能性がある。

短期的な買い需要の内容については私が主催している「金の四方山話」にて掲載してあるので気になるかは覗いて欲しい。入会金・会費無料。今後もお金をとることはない。

 

【4563】アンジェス

(思惑関連銘柄)

昨日に引き続きのアンジェスとなる。もちろん、昨日の記事の通り増資に関しては注意が必要であり、資金管理をしっかりしていないと不意打ちの増資にやられてしまうのは留意していただきたい。

さて、昨日記事にしてから「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)向けDNAワクチン:大阪大学医学部附属病院でのP1/2臨床試験開始」「新型コロナウイルス感染症DNAワクチン開発:Brickell Biotech社との共同開発契約締結のお知らせ」と材料を発表した。ただし、私が耳にした噂はこれではない。噂の内容としては、「10月にも日本だけではなくフェーズ3に入るとのIRを発表する」というものだ。

ワクチン開発にはフェーズというものがある。日本だと、「相」と呼ばれる。第I相(フェーズ1)は数十人程度のボランティアに対して治験が行われる。第II相(フェーズ2)は感染症が発生している地域で数百人規模で行われる治験となる。ここまでで有効性と安全性が検証され、更に大規模な第III相(フェーズ3)と呼ばれる数千人規模の治験が行われる。統計的な誤差をなくし、更に安全性と有効性が確認されれば、当局の認可によって一般での使用となる。もちろん、その後も安全性の検証は続けられる。これはフェーズ4となるが、今回は一般使用までの道のりが大事なので割愛する。

それではこの事を踏まえて先程の噂を検証すると、まだアンジェスの治験は1/2相と呼ばれるごく少数に対する投与である。また、この安全性の検証にも一ヶ月程度はかかる。つまり、10月にⅢ相試験というのは現実的には無理だろう。場合によっては、先行するアメリカ企業と共同で行うという形で行うのかもしれないが…。

ここからわかる事は、複雑なワクチン開発の過程の説明をすっ飛ばして飛びつく人に買わせようとしている誰かがいるという事ではないだろうか。もちろん、噂によって株価は上昇するかもしれないし、ウルトラCでアメリカでのフェーズⅢの発表があるかもしれない。補助金をたんまり手にしたアンジェスがそうそうと増資に踏み切る事はないだろうという思惑もあるかもしれない。ただし、このような噂がでまわる事自体、本来よろしい事ではない。しつこい良いだが、注意されたし。

 

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【4563】アンジェス

(思惑関連銘柄)

アンジェスは増資の帝王であり、株券印刷業を営む会社。冗談はさておき、大阪大学の森下教授の創薬ベンチャーだ。遺伝子治療薬を中心に開発を行っている。新型コロナウイルスのワクチン開発期待で株価は急騰している。

私の処でも何度か取り上げているが、基本的に思惑先行の銘柄と言える。秋のバイオの季節という事で材料がでるという話がちらほら聞こえてくる。事の真偽は不明だが、マザーズを牽引した銘柄が10月に復活という暗に同社を示しているような発言の煽りもSNS上で聞こえてきている。

ただ、同社に関しては増資の帝王である。冗談としたが、増資を繰り返してる事は事実である。37回も新株を発行しており、赤字体質から脱却できない以上は今後も増資を行う可能性は高い。過去の私の経験上では、何やら材料があるという話が出回ると材料は増資だったとうオチばかりだ。

とは言え、不思議な事に増資がでると一旦株価が下落するものの、その他の材料がでる事が多い。結果株価は上昇し、新株を引き受けた側も無事さばけるという事がある。経験則が相場に生きるかは不明だが、そのような事が起こりうるという事は頭に入れておいていただきたい。

みなさんも、色々なネット情報を見て回るとアンジェスの噂がでてくると思う。そして株価が上昇していると期待してしまうものだが、噂や需給に期待して買うのであれば、一旦株価が下落してからが良いだろう。噂と株価の上昇で射幸心にかられ高値掴みをすると待っているのは地獄である。

逆に言えば、増資発表が起こり株価下落したあとならば投資妙味があるかもしれない。いずれにせよ、色々な噂が私の耳にも入ってきているので注意喚起しておきたい。

 

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【3333】あさひ

(ポスト新型コロナ関連銘柄・フィットネス関連銘柄)

あさひはサイクルベースあさひを運営する会社だ。直営店を基本としながら、FCも併用。現在は直営462店舗、FC店19店舗の合計481店舗を全国に展開している。より利益率の高いプライベートブランド商品の比率を高める事で、営業利益率の改善を図っている。

いわゆる、ママチャリやシティーサイクルといった一般車の販売は伸び悩んでいたが、健康志向の高まりをけてスポーツ車の販売が伸びていた。また、電動アシスト自転車が普及した事も同社の売上に貢献。

コロナ禍では、店舗の休業や営業時間の短縮などが響き前年同月比で1割から2割減の売上となっていた。ところが、緊急事態宣言が明けると「日常生活における人との接触、いわゆる「密」を避けるため、公共交通機関から自転車へ移動手段を見直す動きが広がるとともに、5月には政府の専門家会議を経て発表された「新しい生活様式」の実践例で、公共交通機関の利用に関して「自転車利用も併用する」旨の掲載」された事などで短距離通勤・通学の需要が伸長。更に、コロナ禍における健康意識の高まりで「健康産業」として社会的価値の向上が見られるなど、自転車の必要性が広く認識された事で6月には前年同月比4割増の売上となっている。

その後も売上は高止まりしており、累計でも前年を上回る推移。そして、本日9月7日に「2020年8月度月次営業速報に関するお知らせ」を発表。売上の勢いは落ちたものの前年同月比135%の売上と好調を維持している。

株価は月次速報が発表された直後に反応したが、その後は全体相場の下落とともに下げに転じ、結局は27円安で引けている。ただし、一時的に25日移動平均線を割り込んでいる水準に過ぎず、PER16倍と過熱感もない事から今後の株価の上昇が見込まれるだろう。

需給に関しても日証協によると空売りが100万株ほど積み上がっており、固い動きが期待できる。実際のトレードに関しては25日線を回復し、上昇の勢いが感じられてからでも遅くはないだろう。当面の目標として年初来高値更新の1989円をみたいところだ。

 

 

【8586】日立キャピタル

(思惑銘柄)

日立キャピタルは日立の月賦販売を行う会社が発祥だ。全国の販売店を統合する形で生まれた。その後、リースやクレジットカードを手掛けるなどし、金融の総合会社として発展してきた。

近年は環境問題などに取り組んでおり、風力発電や太陽光発電などのクリーンエネルギー開発に力を入れている。また、事業地域を世界に広げており欧州の販売網の拡充、グローバル意識が強い会社だ。

資本関係としては日立が筆頭株主となるが、2016年に三菱UFJグループとの関係を強化。日立から約25%の株式を買取る形で資本業務提携を結んでいる。

近年の日立(6501)は御三家などの聖域を廃止してグループ再編に取り組んでいる。御三家の日立金属と日立電線は合併し、現在売却報道がでている。日立化成は昭和電工に売却されたのはご存知の通りだ。一方で、日立ハイテクノロジーズは日立本社がすすめるIoTビジネス「ルマーダ」と親和性の高いことから完全子会社化された。

このように資本の再編を勧めている。50%以上を占める上場子会社は残り2社となるが、順次売却は行われるだろう。その他の関連会社も持分比率をへらす可能性がある。特にルマーダとの関連が低く、ROEが10%を下回る会社はその可能性が高いと見ている。

このような思惑から日立キャピタル(8586)については今後注目を集める可能性がある。現在、200日移動平均線まで株価は下落。下には75日移動平均線が控えており、下値目処も付きやすい。思惑などの売買が好きな人は注目しておくと良いだろう。

 

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【7821】前田工繊

(水害対策関連銘柄)

前田工繊は繊維とプラスチックを素材とする製品を開発・販売する会社だ。お主に建築資材や土木資材・産業資材として活用されており、盛土を補強する資材では国内シェア4割を誇る。他にも落石防止ネットや河川護岸用の資材、耐震耐火素材などもてがけている。異業種として、自動車ホイールのBBSジャパンを買収しており、ホイールの売上も柱となっている。

スイスの医療機器企業にも出資し医療分野に進出するなど事業の多角化をはかっておりM&Aに積極的である。

先日発表した2020年9月期第3四半期決算では売上が伸長したものの、人件費・販管費の増加で利益は減少している。ただし、通気計画に対する進捗は高く見通しは達成できそうだ。現状のPERは25倍と株価の過熱感もない。

現在、台風9号が本州に上陸する可能性がある。今夜にも長崎は暴風域に入り警戒が必要である。また、台風10号も発生している。台風10号は勢力が強く一部では930ヘクトパスカルまで発達する恐れがあるという。週末には九州など西日本に上陸する恐れがあり、警戒が強まっている。

このような背景から台風や水害がテーマとなり短期資金が動いている。特に九州地盤の土建会社は時価総額が低く株価の動きも顕著だ。そんな中、同社に注目する理由は勉強会の方に記載してあるので、気になる方は確認して欲しい。

さて、そんな同社の株価を見てみると、本日株価は上昇となり過去数度跳ね返された2600円を超えてきた。日柄調整がたっぷりとあった事で75日移動平均線との乖離もない。上値抵抗と見られた2600円を超えてきた事で短期的な踏み上げ相場となってもおかしくないだろう。今後の株価の動きに注目だ。

ただし、気をつけないといけない事がある。夏場になると水害は一つのテーマとなり株価が動くのは確かだが業績に影響がある事は少ない。あったとしても、一過性の特需である事から今後の成長性の糧とはならない。つまり、短期資金の物色が終われば株価はもとの位置にもどる事になる可能性がたかい。その事に留意してあまり引っ張りすぎないトレードのほうが良いだろう。

 

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【6334】明治機械

(思惑銘柄)

明治機械は製粉・飼料製造設備の業界トップの会社。飼料作りの際に必要な穀物の精選・挽砕・選別・搬送などを行う機械の他にも、それらを総合するプラントの建設などが得意分野だ。

安定した本業をたてに、半導体シリコンウエハ向け研磨機や不動産、塗装工事など事業の多角化を図ったがリーマンショックによる業績不振で本業中心に回帰している。

ただ、その後も受難が続き子会社の不正会計が発覚。処理のためにNCホールディングス(6236)の傘下に入っている。NCホールディングスはコンベヤ最大手の日本コンベヤの持株会社だ。

親会社が親和性のたかいコンベヤという事でグループ間の受注などのシナジーを活かし業績は好調。ただ、2020年3月期は投資有価証券の評価損を出した事で純利益は赤字となっている。また、今期もコロナの影響があり見通しは悪く、1株益は5.3円となる計算だ。

ただ、株価を見ると上昇傾向にある。株式新聞がとりあげた事を契機に6月末に200日移動平均線を超え、上昇基調入。その後は再生エネルギー関連として注目されるとSMBC日興証券の目標株価引き上げもあり大きく上昇している。

当時の時価総額が30億円強と安かったこともあり、その後も値幅取りの資金が流入し株価は上昇を続けた。ところが8月に入り一転株価は下落。8月14日に前年同期比で黒字転換した第1四半期決算を発表するも期待剥落で大きく下落となってしまっている。

ところが株価は安いところは拾われる格好。400円を下限にBOXを形成し、このところ株価はBOXの上限まできている。ちょうど25h移動平均線もBOXのの上限450円にあるため、この上限を突破すると面白い動きが期待できそうだ。

背景には某銘柄に入れていた資金が流れる可能性も指摘されており、今後の株価の動きに注目だ。

 

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