【4028】石原産業
(TPP関連銘柄・農薬関連銘柄)
11/12(月)は石原産業に大きく上昇している。
石原産業は9日大引け後に19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比46.1%と、今期経常を2.2倍の上方修正を発表、これが好感買いされているようだ。
有機化学事業において、米州やアジア向け農薬の販売が好調だった事に加え、酸化チタンの値上げ浸透や、研究開発費が減少した事も利益率上昇に大きく寄与したようだ。
特に大きく業績に寄与したのは有機化学事業の農薬部門で、害虫を捕食するスワルスキーカブリダニやミヤコカブリダニなどの害虫の天敵を保護・増殖して長期間放出出来る簡易型組立資材「バンカーシート」。今後も更に販売網を拡大しそうな勢いだ。
また米国を除く環太平洋連携協定(TPP)参加11カ国の新協定となる「TPP11」が2018年12月30日に発効する事が確定した事が大きなニュースとなったが、これから年末へ向けてTPP関連の銘柄に大きな注目を集めるかもしれない。特にTPP関連で注目を集め安いのは政府が支援策実施を決めている畜産関連や、農業関連だろうか。
農薬を取り扱う石原産業は関連銘柄として物色される可能性も高い銘柄だ。TPP関連銘柄として先回りしておくのも面白いだろう。
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